長者原ビジターセンタースタッフのブログ

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「あげたへぇ~さげたへぇ~」お月見探検を行いました!

 こんにちは、種村です。
 飯田高原では、朝布団から出るのが難しくなる季節となりました。(冷え込みが厳しい!)

 さて、少し前の話ですが9月28日(金)、飯田高原の北方集落で、「あげたへぇ~さげたへぇ~」お月見探検を行いました。

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集まった子供たちに、お月様についてレクチャー

 これは、中秋の名月に、お月様にお供え物をしたものを、地域の子供たちが「あげたへぇ~(お月様にお供え物をあげましたか?)さげたへぇ~(それとももう下げてしまいましたか?)と一軒一軒たずねてまわって、そのお供え物のお下がりをもらいに行く行事です。
 この地域では、太平洋戦争を機に徐々に廃れてしまった行事でしたが、お宝探検隊で3年前に復活させて、今年で3回目になります。


 毎年、地区内で集落を変えて行っている行事のため、受け入れるほうも初めて、行くほうも初めてという家がたくさんあります。

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暗い夜道を歩くのも、楽しい!

 家の前で、大きな声で「あげたへぇ~さげたへぇ~」と問いかけると、家の人が出てきて「あげたよ~!」と声をかけてくれます。
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「あげたへぇ~さげたへぇ~」

 そうしたら、大人の優しいいたずら心で、庭の坪のどこかにお菓子が隠してあるので、それを探します。
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地域の人と交流ができて、楽しそうな子供たち。その後ろでは、お菓子を見つけた男の子たちが!

 地域の人たちも、子供たちが来るのを喜んで待っていてくれました。
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「ようこそ我が家へ!」

 お菓子をたくさんもらってうれしそうな子供たち。
 私も昔、夏の時期に神社で盆踊りがあって、盆踊りに行ったときにもらえるジュースが楽しみでした。
 大人になってから、その盆踊りがあった神社を訪れると、なつかしい気持ちでいっぱいになります。
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お菓子をもらった子供たち

 今はお菓子がうれしい子供たちですが、きっと、お菓子以上の思い出を得られたことに、大人になってから気づくのではないでしょうか?(期待を込めて!)
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by chojabaru-visitor | 2012-10-10 10:03 | 環境教育活動

大豆の種まきをしました!

 こんにちは、種村です。
 ここ最近、不安定なお天気が続いていますが、6月10日(日)は久しぶりの青空が見え、大変多くの登山者も、ミヤマキリシマを目指して、くじゅうを訪れていました。
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久住山山頂付近(登山者提供写真)

 さて先日の6月4日(月)、飯田高原お宝探検隊(主に飯田小3~5年加盟)で、「おとうふ物語①~大豆を植えよう!」と題して、飯田小にて大豆の種まきを行いましたので、その様子をアップします!

 これは、小学校という子供たちにとって身近なフィールドで、大豆を育てることで、自然の営みを学ぶことだけでなく、収穫後はこの大豆でとうふをつくって、飯田の食文化を学ぶという、一連の物語を学習するプログラムです。

 まずは集まった子供たちに、大豆からどんなものが作られているかを、○×クイズをして学習しました。
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クイズの様子
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大豆○×クイズ

 それから畑に一列に並んで、一畝に2粒ずつ大豆を植えました。
「私が植えた大豆、大きくなるといいな~」そんな願いも、大豆と一緒に土の中へ!
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大豆植えの様子

 今後は大豆の様子をときどき見ながら、子供たちと一緒に、畑にくる生きものたちの観察をしたいと思います♪
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by chojabaru-visitor | 2012-06-11 09:11 | 環境教育活動

お接待参りを体験!

 3月19日(月)、飯田高原お宝探検隊(飯田小3~5年生加入)で、「おせったい参りを体験!」と題して、飯田高原にある、88体の弘法大師像が安置されている、有吉さん宅の大師堂にてお参りをしました。

 旧暦の3月21日は、弘法大師(空海)が亡くなった日とされ、全国的に、この日に合わせてお大師さん参りをする風習があります。
 ここ飯田高原においても、お大師さんを安置している家が何軒かあり、地域の人や子供たちは、この時期そこをお参りして回っていたといいいます。
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大師堂
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中の様子

 今回お世話になった、有吉さん宅の大師堂には、飯田高原を中心とした家々が寄贈した、88体の弘法大師像が安置されており、地域の中でも大切な場所です。
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飯田高原のお接待参りの風習について、説明してくださる有吉さん

 お参りをすると、「お接待」と言って、お茶やお菓子などを家の人が出してくれ、それが楽しみでしょうがなかったと、当時のお接待参りを体験した人たちの思い出に残っているようです。

 しかし、近年はその風習がごく一部に限られるようになってしまったので、地域の風習を学ぶ目的で、飯田高原お宝探検隊で、お接待参りの行事を行いました。

 皆、おそらく初めて入るであろう大師堂の整然とした雰囲気に、背筋が伸びている様子。
 まずはみんなでお参りをします。
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お参り

 今回は、この大師堂の中で、特別ゲストティーチャーとして浄専寺の工藤心至住職をお呼びして、お大師さん(空海)や、お接待参りの風習について、説明していただきました。
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浄専寺 工藤心至住職

 空海がどんなふうにして中国に渡って、そして日本に帰ってきて、その教えを広めたのか、「お接待」というのは、お参りに来た人を無私のこころでもてなすことなど、ユーモアをたっぷり交えて、話してくださいました。

 私は、「しあわせ」とは手のしわとしわをあわせるということからきており、「ふしあわせ」は、げんこつの節と節をあわせることからくる。だから、けんかをしないで、みんな仲良くすることは、しあわせにつながる、という話が、とてもわかりやすく素敵なお話だなと思いました!

 お話を聞いた後は、お接待体験です。
 お宝探検隊女性部力作の、ぼた餅をみんなでいただきました♪
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ぼた餅をいただく至福の時♪

 お宝探検隊スタッフも、このような経験は初めてで、子供たちよりも大人たちの方が「ふむふむ!」とお話に夢中になり、とても勉強になりました。
 子供たちも、熱心に工藤住職のお話を聞いていて、地域の風習を知る、とてもよい機会になったと思います!
 私自身も、心がほっこりした探検になりました。

 今回、大師堂を公開してくださった有吉さん、貴重なお話をいただいた工藤住職、そしてお宝探検隊スタッフの皆さん、ありがとうございました!!(合掌)

 
 

 
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by chojabaru-visitor | 2012-03-19 18:03 | 環境教育活動

「渋いの甘くな~れ!干し柿づくり」を行いました!

 11月16日(水)、飯田高原お宝探検隊(飯田小3~5年生加入)にて、2日(水)に地域の方にご協力いただいて、竹の棒で採ってきた渋柿を利用して、干し柿づくりを行いました。
 渋柿とりの様子はこちら↓↓
柿とり大将になろう!を実施しました

 今回は飯田高原の湯坪地区の、長寿会の皆さん(8名)にご指導いただきました!
 まずは、柿の皮むきからです。
 もちろん、皮むき器を利用するのではなく、子供たち1人1人に包丁を渡し、皮をむいてもらいます。
 ケガをしないように、長寿会の方々とマンツーマンで、包丁の使い方を学びます。
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渋柿の皮むきの様子

 あ、皮をむいたら実が小さくなっちゃった!!?これもご愛嬌(笑)
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 最初は危なっかしい手つきの子供たちも、時間とともに包丁使いが上手になっていきます。
 けがもなく、約250個の渋柿の皮をむくことができました。
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むき終えた柿

 そのあとは、むいた柿にヒモをくくりつける作業。
 ヒモの結び方も、長寿会方々が、子供たちの手をとって、指導してくださいました!
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「こうやってヒモをかけるんだよ。」

 それからヒモにくくりつけた渋柿を、熱湯にさっとつけます。
こうすると、むいた柿のまわりについた雑菌を消毒し、カビが発生しにくくなるとのこと。
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熱湯にさっと通す

 今年の11月は温かく、早く干し柿をつるしたところは、青カビが大発生してしまっています。
 今回作った柿にカビが生えませんように!

 最後にみんなで竹の棒につるして、あとは干し上がるのを待つばかり。
 柿は、飯田公民館の玄関に吊り下げさせてもらいました。
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「せ~の」で吊るしました。

 渋いの甘くなるかな?
 地域の人たちと一緒につくった干し柿ができ上がるのが、とっても楽しみです♪

 ご協力いただいた、長寿会を始めとする地域の皆さん、ありがとうございました!
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集合写真(九重町役場提供) 
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by chojabaru-visitor | 2011-11-14 15:44 | 環境教育活動

「柿とり大将になろう!」を実施しました!

 11月9日(水)、飯田高原お宝探検隊にて「柿とり大将になろう!」を実施しました。
 この行事は、2週連続の干し柿づくりの行事の1つです。

 飯田高原は年平均気温が11,3℃と冷涼のため、甘柿がなりにくく、渋柿の木が多いのです。
地域の人たちは、この渋柿を干し柿にすることで、うまく食用にしています。
 そこで今回は、「自然と共生した地域の伝統的な食文化を学ぼう!」ということで、第1回目は渋柿とりを行いました。

 今回は、地元の有志の方のご厚意で、飯田小学校近くの渋柿をちぎらせていただきました。

 柿ちぎりも、昔ながらの方法で、先のとがった竹の棒を利用します。
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 少し見えにくいですが、このとがった竹の先の間に、柿のなっている木の枝をはさんで、ポキッとおります。

 柿ちぎりの原理はごく簡単ですが、竹の棒が長く、また重さもあるため、なかなかうまく柿のなっている枝をはさむことができません。

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「ううっ。あとちょっと!」子供たちも苦戦中

 竹の棒にうまく柿のなっている枝がはさめないと、柿の実だけポロポロと地面に落ちてしまいます。
地面に落ちて割れてしまった柿は、傷みやすく干し柿になりません!

 何度も失敗しているうちに…
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とれた~~!!!

 だんだん慣れてきたのか、子供たちも上手に柿をちぎれるようになりました。
 落とした柿の数も多数ありましたが、上手にとれた柿もたくさんありました!

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とれた渋柿

 こんなふうに竹の棒で柿ちぎりをしたのは、初めてだったようで、みんな「楽しかった~!」と口にしていました。

 さて、次週はこの渋柿を使って、干し柿づくりに挑戦です。
お楽しみに!
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by chojabaru-visitor | 2011-11-13 12:03 | 環境教育活動

秋のお月見探検!「あげたへぇ~さげたへぇ~」中村編

 9月12日はなんの日か知っていますか?
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 写真を見ておわかりになった方もいるかもしれません。
 今年は、9月12日が「中秋の名月」と呼ばれる満月の日でした。

 ここ飯田高原では、昔から「名月様」といって、各家々では収穫のお祭りとして、感謝の気持ちを込めて、とれた農産物や山の恵みをお月様にお供えする風習があります。
 そしてお供えが終わったものを、近所の子供たちが「あげたへぇ~さげたへぇ~」(「お月様にあげましたか?それとももうさげましたか?」)と言って1軒1軒まわり、もらいに行く行事がありました。

 この行事は、飯田高原では太平洋戦争を境に、徐々に廃れてしまったとのことでしたが、去年地域の方々の協力により復活し、今年で心機一転2回目になります。

 今回は、この中秋の名月の日に合わせて、飯田高原中村中地区の道路沿い11軒の方々に御協力いただき、飯田高原お宝探検隊を中心に、お月見の風習を学ぶ行事を実施しました!

 最初に、なぜまんまるお月様を見ると、ウサギが餅をついているように見えるのか、ウサギの伝説についてお話がありました。
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「むか~しむか~し、おサルさんとキツネさんとウサギさんがいて…」

 お月様について学んだあと、さあ出発です!

 家の前に立って、「こんばんは~!あげたへぇ~?さげたへぇ~?」と問いかけます。
すると、家の人が出てきて「あげたば~い」(お供え物したよ~)と声をかけてくれます。
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「あげたへぇ~さげたへぇ~?」

 それから子供たちは、どこにお供え物があるかを探して、いただいて帰ります。

 中には、大人の優しいいたずら心で、子供たちの目にかからない、少しわかりにくいところにお供えしている家もあります。
 でも、そのお供え物がどこにあるのかを探すのが、とっても楽しいのです♪
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「あ~あった!!」

 たくさんの栗、トウキビ、トマト、お団子、お菓子…
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お供え物

 本来的にはお月様へのお供え物ですが、皆さん「少しでも子供たちの思い出になれば!」とのことで、たくさんお供え物をしてくださっていて、感動して目がうるんでしまいました。

 今は自然と人間の生活が直接かかわりあうような行事は、ほとんどなくなってしまいましたが、飯田高原でこんなに素朴で温かくて、風情のある素敵な行事に出会えて、よかったなぁと思います。

 子供たちは、月よりもお菓子のほうに興味があったようですが、子供たちのふるさとの温かい思い出の1ページになれば、本望です!

 協力していただいた全ての地域の皆さん、ありがとうございました!!
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by chojabaru-visitor | 2011-09-13 17:55 | 環境教育活動

「飯田の川で生きものみ~っけ!」を行いました!

 8月26日(金)、飯田高原お宝探検隊で、「飯田の川で生きものみ~っけ!」を行いました。
この行事は、筑後川の源流地域の一つである飯田高原の川で、生きものと触れ合うことを目的に、行われました。

 当日行事を行った場所は、飯田高原の千町無田地区を流れる、鳴子川です。
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清流の雰囲気漂う鳴子川

 大分市の方では、まだまだ「夏真っ盛り」でも、飯田高原ではススキの穂が出始めていて、早くも秋が訪れ始めています。
 また、川の水も山から流れて出てすぐの水なので、水温も大変冷たく、足を入れるだけで、ひんやり!

 大人の私たちは、冷たさのあまり腰までつかっていることができないのですが、さすが地元の飯田っ子達は違います!
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バシャバシャバシャ

 魚は、ヨシの陰に隠れていることが多く、がさがさと足でヨシの根元をゆらして、魚がびっくりして出てきたところを狙います。
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魚を狙って…

 とれたのは、ほとんどがタカハヤという魚でした。
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タカハヤ
コイ科

 最後は、とった魚をみんなで天ぷらにして食べました!

 お宝探検隊では、子供たちのふるさとへの愛情を育むことを目的に、月に1回自然とふれあう行事を行っていますが、毎回スタッフである大人の私たちが、「あ!飯田高原にはこんなところがあったんだ!」とか「こんな生きものがいたんだ!」とか、新たな発見をすることが多く、とても楽しいです♪
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by chojabaru-visitor | 2011-08-29 10:44 | 環境教育活動

「ナイトウォーキング~何が出るかな?夜のタデ原探検」を行いました!

 7月27日(水)、飯田高原お宝探検隊にて、「ナイトウォーキング~何が出るかな?夜のタデ原探検」を行いました!
 昼間、タデ原周辺を歩くことはあっても、夜はなかなか歩く機会がありません。
 私たちが普段見ることはなくても、夕方~夜にかけて、動き出す花や昆虫たちがいます。
 そこで今回は、ナイトウォーキングと題して、普段見ることのない、夕方から夜に動き出す生きものに焦点をあてた、探検を行いました!

 夕方18:00。タデ原湿原は、徐々に暗くなりはじめます。
 そんな夕暮れ時に、見ごろとなる花があります。
 「キスゲ」です。
 キスゲは別名「ユウスゲ」ともいい、花は夕方開いて、次の日の午前中にはとじるというユニークな花です。
 
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キスゲの「スゲ子ちゃん」に扮する環境省の指原アクティブレンジャー

 キスゲが夕方開くのは、スズメガなどの蛾に送粉してもらうためといいます。そして、夕方暗い時でも、蛾などの昆虫にわかりやすいよう、黄色をしているのだそうです。
 そんな難しいキスゲの生態を、特別ゲストティーチャーの「スゲ子ちゃん」に解説してもらいました!

 スゲ子ちゃんは、「私の彼氏は蛾なのよ~♪」とみんなの笑いを誘いながら、キスゲの生態の不思議について楽しく説明してくれました!
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 キスゲが揺れるタデ原を後にして、次に夕方から夜にかけて動き出す虫の観察を行いました。
 観察といっても、じっとしていたのでは近くで見ることができません。
 そこで今回は特別に学習のために、*園地内で昆虫を採集しました。

 採集といえば、虫取り網ですが、今回は昔ながらの方法でとってもらいました!
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 持っているのは、竹の棒ですが、この棒の先の丸型には、なんと!「クモのネバ」がはってあります!
 ちょっと前までは地元の人たちは、こんな道具を作って、家にかけてあるクモのネバを集めて、昆虫採集していたそうです。
 自然をうまく利用して、道具を作り出していた知恵に感激!
 
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昆虫を採集する参加者 何かとれたかな?

 また、とっておきの場所で、昆虫を採集しました。
 樹液の出ているミズナラの木です!
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樹液に集まる昆虫を観察中!

 樹液はカミキリムシやガの幼虫が樹皮にあけた穴からしみだしてきます。
 しみだした樹液は、夏の高温で発酵して、甘い香りを出します。
 その匂いに誘われて、たくさんの昆虫たちが集まってくるのです。

 最後にみんなで集めた昆虫をひとつひとつ観察。昆虫を驚かさないように、赤いライトで照らして観察しました。
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 ミヤマアカネをはじめとするトンボ類の他、ヘビトンボ、コクワガタなどを観察することができました!
 中にはこれから羽化しようとしている、ヒグラシの幼虫の姿も!
 なんでセミ類が、夜に羽化するのかという話をすることができました。

 私たちの周りには、夕方や夜に動き出す生きものが、たくさん住んでいます。
 「暗い」ということは、ある生きものにとっては、とても大切なことなのです。
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コクワガタ

 私たちは、常日頃電気を使い、夜は明るく照らして生活していますが、このような私たちの生活は、夜動き出す昆虫たちに、少なからず何らかの影響を与えているのかもしれません。

 今回の探検ではそんな、夜の「暗さ」の大切さを学習することができました!


*今回は学習目的で、昆虫の採集を行ったものであり、国立公園内での採集を推奨するものではありません。今回の行事でも、採集した生きものはすべて、採集箇所に戻しました。
 
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by chojabaru-visitor | 2011-07-31 14:45 | 環境教育活動

「湯坪の田んぼで生きものみ~っけ!河原湯温泉体験」を実施しました!

 6月29日(水)、地元の飯田小学生3~5年生が加入している、飯田高原お宝探検隊(飯田公民館主催)で、「湯坪の田んぼで生きものみ~っけ!河原湯温泉体験」を実施しました。

 この時期、飯田高原では田植えが終わってから1か月以上たち、稲がすくすくと育っています!
 それと相重なるように田んぼでは、トノサマガエルを始めとする、様々な生きものが、動き出している時期でもあります。
 そこで今回は、人の営みと共に暮らす、田んぼの生きものを見つける行事を行いました。
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 行事を行った田んぼは、九重ふるさと自然学校さんがお米を作っている田んぼで、泉水山のふもとにあります。

 隊員たちは、いったん網を持つと、何か生きものはいないかと、夢中になって探し回っていました。
 みんなの目に、すぐとまった大型のカエルは、トノサマガエルです。
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 トノサマガエルは、あっちでもこっちでもピョンピョン飛び跳ねており、ここ飯田高原では一般的に見ることができます。
 しかし近年は全国的に農地の圃場整備などで、トノサマガエルの生息環境が奪われており、その数を減らしているといいます。
 ちなみに大分県では、絶滅の危険が増大しているとして、大分県レッドリストにて絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
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トノサマガエル
アカガエル科

  元気いっぱいの男の子たちは、田んぼに入って泥だらけです(笑)
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着替えがあるから大丈夫!

 ある隊員が、トノサマガエルのオスとメスがひっつきあっているのを見て、「あ、この人プロポーズしてるね!」と言いました。
 私は、子供たちがこうやってフィールドに出ることで、大人が難しいことを言わなくても、生きものの営みをしっかりと観察し、そしてそれを自然に理解しているように感じました。

 
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まとめの様子

 最後に、生きもの探しをした湯坪地区の共同浴場である「河原湯温泉」に、みんなで入りました!
 飯田高原は、温泉がいくつも湧き出ており、昨年度の探検隊から、筋湯地区の「打たせ湯」・筌の口地区の「筌の口温泉」・長者原地区の「寒の地獄温泉」などに入ってきました。
 これで各地区の温泉は制覇できたかな?
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河原湯温泉前にて

 毎回大人の私たちも様々な発見のある、お宝探検隊。
 次回の探検が、楽しみです!!
 
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by chojabaru-visitor | 2011-07-04 16:43 | 環境教育活動

「泉水山麓で生きものみ~っけ!!春のプチキャンプ」を実施しました!

 5月15日(日)、飯田高原お宝探検隊にて、「泉水山麓で生きものみ~っけ!春のプチキャンプ」を実施しました。

 飯田高原お宝探検隊とは、地元の飯田小学校3~5年生が加入している団体で、飯田公民館主催で月に1回程度、ふるさと飯田高原の自然・歴史・文化などを学ぶ行事を行っています。(運営協力として、環境省くじゅう自然保護官事務所や当ビジターセンタースタッフなどが関わっています。)
 この時期、野焼き後の泉水山麓は、草花の新芽の若々しい緑にあふれており、まさに「飯田高原の春」を代表する風景となっています!
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泉水山麓

 今回は、そんな野焼き後の草原を探検しよう!ということで、草原の生きものを入れた草原ビンゴを作成し、ビンゴに書いてある生きものを探してもらいました!
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美しいハルリンドウ
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「クララがなかなか見つからないな~」
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あ、あの木のところにヒバリを発見!

 探し回ること30分。全員、ビンゴにある9つの生きものを発見することができました!

 また、地元の方から「昔はゼンマイでカタツムリやらをよく作って遊んだんだよ!」と教えてもらいました。
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 その後、泉水キャンプ場に帰ってきて、今度は昼食作りです。
班ごとに分かれて、飯ごうでご飯を炊いてもらいました。
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ご飯炊きの様子

 最近のキャンプでは、火をつけるときに炊きつけに新聞紙を利用することが多いのですが、今回は「昔の人の知恵を学ぼう!」ということで、マツやスギの葉を炊きつけにして、火をつけてもらいました。
 最初は「子供たちだけで火を起こして燃やすのは、難しいかな~?」と思ったのですが、空気が入ってよく燃えるように、それぞれ木の置き方を工夫し、どの班もとっても上手にご飯が炊けました♪

 また今回は、いろいろな春の味を味わうことをテーマに、*野草の天ぷらをいただきました!
 イタドリの天ぷらはちょっと酸っぱかったかな??
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天ぷらにした材料

 当日は天気も良く、まさに五月晴れ。
 美しい草原の中で、元気に駆け回り、自然の恵みもいただくことができて、大人も子供も大変思い出に残る行事となりました!!
 

*利用した野草は、事前に国立公園の外において、学習のために土地所有者の了解をえて採取したものです。国立公園内での野草の採取を推奨するものではありませんので、ご了承ください。
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by chojabaru-visitor | 2011-05-20 13:31 | 環境教育活動

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